トカゲ太郎のワンダー・ワールド
東山動植物園
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特集記事 2008年2月13日 進行中である東山動植物園再生計画について
東山動植物園の動物達

 



訪問日 2008年2月13日


スペシャル・リポート

生息地を丸ごと再現


東山動物園再生計画、進行中

名古屋市にある東山動植物園は、動物が生息する世界各地の自然環境をまるごと再現するビッグプロジェクトを今進めている。

この中で、来年度からいよいよ着工するのが、「アジアの水辺」だ。 現在の正門エリアに建設されるこの「アジアの水辺」は、インド北東部のカジランガ国立公園をモデルにして造られる。 高温多湿な気候のもとで育まれた植物や動物達がいきいきと暮らす姿を見ることができ、完成すれば、水遊びをするアジアゾウやスイギュウ、水草を食べるインドサイなどの姿を間近に感じられるようになる。

  東山動植物園、アジアの水辺 完成想像図


未来動物園を目指して

平成23年度完成予定の「アジアの水辺」に続いて、「アジアの森」、「アフリカのサバンナ」、「アフリカの森」、「北極から南極の海」といった大陸ごとの自然環境が整備される。 また植物園の再生計画といして、「探検温室」が造られる予定だ。 ここでは、ジャングルの中を歩きながら、熱帯雨林特有の色とりどりの植物や珍しい昆虫達が観察できる。


  東山動植物園、アジアの森 完成想像図


東山総合公園再生推進室の主事、稲熊晋さんは、「草食動物、肉食動物といった分類型の展示とはまったく違うものになります。 動物と植物のバランスがとれた自然の生態系を再現するものです」 と再生プランの基本的な展示方針について説明してくれた。

再生計画のもっとも伝えたい考え方は、「人と自然の交流」だ。 稲熊さんはその考え方を計画の中に反映させるため、上野動物園や旭山動物園など全国各地の動物園を訪問し、関係者に意見を聞いた。 そして、展示される動物達の生息地の状況についても調査を行った。 「アジアゾウなど大型の哺乳類は、餌の量からいっても広い生息域が必要です。 アジアの水辺で自然を体感することで、生息地を守ることの大切さに思いをめぐらせてほしい」、と稲熊さんは語る。


東山動植物園、インドゾウ

ゾウ列車の歴史から

「アジアの水辺」が再生プランの第一番目になったことには、実は理由がある。 戦争当時、東山動植物園の2頭のゾウは、日本で唯一、生き延ることができた。 戦後は、ゾウ列車が登場するなど、全国のこども達が2頭のゾウを見るために東山動植物園に集まった。

このような歴史から、アジアゾウは、東山動植物園にとって特別な存在となっている。 再生計画のため、すでにスリランカから2頭の子ゾウがクロサイとの交換によって来園した。 子ゾウの名前は雄のコサラと雌のアヌラ。 現在は飼育員とコミュニケーションをうまくとるため訓練中。


  東山動植物園、原口園長とキャノピーウォーク

「ゾウやカバなどの大きな動物は迫力がありますね。 こども達に人気があるし、私も好きです」、と語る東山総合公園園長の原口辰郎さん。 原口園長は再生プランのデザインの具体化のため、コスタリカの熱帯雨林を実際に訪れた。 キャノピーウォーク(注1) をしているとハチドリが飛んでいたり、色鮮やかなヤドクガエルやカモフラージュした昆虫達に遭遇したという。

「樹上にナマケモノを見つけたときは、本当に胸躍る思いでしたね。 私があんまりナマケモノについて話すので、職員が私のことを『ナマケモノ』と呼んで困っています」、と気さくに語る原口園長。 来園する人々が、自分自身が味わった感動を「探検温室」で同じように体験してほしい、と言う。





(注1)キャノピーウォーク
もともと熱帯雨林の樹冠部分を調査するために設けられた、木々の間に張り渡したつり橋状の渡り廊下のこと。 地上よりはるか上に設置されているため鳥と同じ目線で森を観察できる。

ヤドクガエル
ジャングルニンフ


東山動植物園、稲熊さんとアフリカのサバンナ 完成想像図


この他、各大陸の展示において、動物が実際に生息する現地の様子を撮影した映像を公開することによって、来園者に野生動物についてより深く理解できるような工夫もされる。 さらに、チンパンジー舎を改築して、チンパンジーと人間が綱引きをしたり、ゾウガメやキリンに直接餌を与えるなど、動物と触れ合う機会を近い将来増やす考えだ。


環境先進都市として

名古屋市といえば、なんと言っても「愛・地球博」。 地球環境の保全と改善に積極的にとりくんでいる先進都市だ。 名古屋市は第10回生物多様性条約締約国会議の有力な開催候補地となっている。 このため名古屋市は再生計画を通して、動植物園の改築だけではなく、動物や植物の飼育・栽培の調査研究や、種の保存、環境教育などといった幅広い環境活動を展開していくことになる。


東山動植物園


東山動植物園の未来像を想像するだけで、ワクワクしてきます。

トカゲ太郎

原口園長さん、稲熊主査さんをはじめとして職員のみなさま、取材にご協力いただき、どうもありがとうございました。


 



東山動植物園は、とてもユニークな動物園。 売店がとても多い。 名古屋名物のきしめんなどなど、食いっぱぐれることは、まずない。  暑い夏にはカキ氷をサクサクして、いろんな動物をのんびり眺めるのもいいなぁ。




  東山動植物園のヒゲサキ

「もっこり」としかいいようがない

ヒゲサキといいます

南アメリカの熱帯雨林からはるばるやってきたこのお猿さん、髪型が真ん中から分けてあってコンモリ盛り上がっている。 アゴヒゲも立派なもので綺麗にウェーブががかかっている。 それにしてもズラをとったらどうなるのかな? と思うほどのもっこり頭だ。






トカゲ太郎


ヨミガエル野生

雄たけびが動物園中に響きわたる

トカゲ太郎

フクロテナガザル君、ときどきものすごい勢いで雄たけびをあげる。 のど元の袋が拡声器みたいになっていて、その大きな声は半端じゃない。 あんまりすごいのでどんどん人が集まってくる。 耳に手をあてて嫌がったり、顔をしかめたりしているのに、みんなじ~と見ているから、ますます声が大きくなっていく。

  東山動植物園のフクロテナガザル


  東山動植物園のペンギン

オウサマペンギンと見つめ合い

目線が同じです

観察場所が高い位置にあるから、高台の上をよちよち歩きまわる様子をすぐ側で見ることができるよ。 下の方には、フンボルトペンギンがぷ~かぷ~か。

トカゲ太郎


食べたり見たり大忙し

ワルダーちゃんはご機嫌

飼育員さんといるとき、ゾウさんはとても楽しそう。 こういう時は、普段しない動きが見られるから、目を離せない。 アイスクリームもいいけど・・・。

東山動植物園のアジアゾウ