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テントウムシの季節 |
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Your house is on fire and your children are gone All except one, and that's Little Anne For she has crept under the warming pan. |
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この童謡の由来はよくわかっていないけど、1744年には出版されていたようだ。 英語では一般的にLadybird、北米(アメリカ・カナダ)ではLadybugと呼ばれている。 日本では、テントウムシが太陽に向かって飛んでいくことから、太陽神として知られるお天道様(おてんとうさま)にその名が由来すると言われている。 大きさは種類にもよるけどだいたい1ミリから1センチ。 丸くて赤い翅(はね)をもつ種類が一般的によく知られおり、平和や幸運の印として世界中の子供たちや大人からも慕われている。 世界では今のところ約5,000種のテントウムシが知られている。 赤くて黒い斑点があるもの、黒くて赤い斑点があるもの、オレンジ色、茶色や黒で斑点がないもの、などその形や模様は様々だ。 日本では約200種類が確認されている。 初春にその姿を現すので、春の訪れを告げてくれる虫だ。 テントウムシは昆虫だ。だから体は頭部、胸部、腹部の3つに分かれている。 頭部には1対の触覚と複眼があり、胸部には6本の肢(あし)がついている。 カブトムシやゲンゴロウのような甲虫の仲間だ。 4枚の翅のうち2枚の前翅は硬いカバーのような役割をもち、2枚の薄い後翅をその下に折りたたんで保護している。 飛ぶときは後翅を広げて羽ばたかせる。 テントウムシには肉食と草食の両方の種類がいる。 ナナホシテントウは肉食だ。 アブラムシやハダニ、カイガラムシなど植物の害虫となる虫を食べるので、作物を守ろうとする農家には喜ばれる虫たちだ。 テントウムシにも天敵がいる。 テントウハラボソコマユバチというハチの仲間は、テントウムシの体の中に産卵する。 孵った幼虫は冬が過ぎるまでテントウムシの体の中で成長する。 やがてテントウムシから出てきて、死んだテントウムシの下でサナギになるのだ。 |
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産み付けられた卵から、約2~4日で幼虫が孵る。 幼虫である期間はだいたい10~14日。 そのあいだに数回脱皮を繰り返しながら大きくなる。 幼虫は成虫のテントウムシと同様、アブラムシやカイガラムシを食べて成長する。 1匹の幼虫がサナギになるまでに、約350~400匹ものアブラムシを食べるようだ。 日当たりの良い場所でサナギとなって一週間ほど過ごし、ようやく成虫になる。 寿命は1~2年。交尾の後メスは5~20個の卵を、幼虫にとってエサであるアブラムシやカイガラムシなどが多い場所に産みつける。 用心するようにエサが不足する季節には孵った幼虫のエサとなる無精卵もいっしょに産みつけられる。 さらにエサが不足する時期(冬など)になると産卵しなくなる。
テントウムシのスーパーパワー冬になるとテントウムシは暖かい場所に移動する。 標高の高い所よりは低い所、冷たい風が直接当たらない岩陰、落ち葉の下、民家の下などが、寒い季節の隠れ場所となる。 驚いたことに気温がかなり下がっても、-20℃までだったら生き抜くことができる。 また春の訪れは、日照時間の変化や気温の変化で感じ取るようだ。 |
ナナホシテントウの幼虫 |
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ナナホシテントウのサナギ |
ナナホシテントウ |
テントウムシはアブラムシやカイガラムシが多くいる場所にいる。 菜の花やクローバー、タンポポ、カラスノエンドウ、コスモスなどでよく見つかるよ。
冬は木の割れ目や岩の隙間、建物の日当たりの良い場所などを見てみよう。 森や林の中だったら、たまった落ち葉の下にいることもよくある。 |
アブラムシがいっぱいだ。 |
ダンダラテントウ |
テントウムシの幼虫たち |
ナミテントウ アブラムシが出す甘い汁を吸いに来たアリが テントウムシを追い払おうとしている。 |
農作物の害虫を食べてくれるため、1988年、害虫駆除を目的としてナミテントウが北米に持ち込まれた。 テントウムシは畑の害虫退治に大いに役にだったようだ。 でも、困ったこともおきた。もともと北米にいた種類が減ってしまったのだ。 外来種であるナミテントウとの生存競争に勝てなかったのかもしれない。
また草食のテントウムシもいる。 例えばニジュウヤホシテントウがその一例だ。 このテントウムシは主にナスの葉をどんどん食べてしまう。 かわいそうに同じテントウムシの仲間なのに害虫と見なされている。 |