トカゲ太郎のワンダー・ワールド
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ぬりえ ヒッポカムポス  

海を駆ける怪物 - ヒッポカムポス -

ヒッポカムポスは身体の半分が魚、半分が馬の生き物で、ギリシャとエトルリアの神話の中に登場する。 ヒッポカムポスはたびたび翼をもった姿として表現されることもある。 ギリシャ神話の中で海を支配するポセイドンはヒッポカムポスに乗る。 ポセイドンの戦車が数頭のヒッポカムポスによって引かれることもある。

現代では、英語で HIPPOCAMPUS (ヒッポカムポス)はタツノオトシゴの学名であるとともに脳の一部である海馬を意味している。


 

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ぬりえ 麒麟  

生きとし生けるものを愛す - 麒麟 -

中国の歴史書『春秋』は、中国春秋時代の中でも紀元前722年から481年の事柄を年代順にまとめたものだ。 この歴史書の終盤に伝説のいきもの、麒麟が登場する。 麒麟は良い予兆を示す動物で、その姿を人々の前に現すとやさしくて慈悲深い皇帝が誕生するのだという。

麒麟はおとなしく、とても優しいため、他の生き物を殺傷することをひどく嫌う。 寿命はおよそ1000年間ともいわれる。 その姿は、龍に似た頭に一本または二本の角があり、大きな鹿のような身体はウロコで覆われていて、体長は5mもあったと言われている。 ウロコの色は金色に輝き、たてがみは炎のようだった。

ところで日本語では、この伝説のいきもの麒麟とアフリカのサバンナに生息するキリンのどちらも同じ発音だ。 中国でも時代が下って明朝時代(1368~1644年)になると、麒麟がアフリカのキリンの形で描かれるようになった。 やさしい麒麟と、足元の草を傷つけることなく歩くキリンの姿とが重なったのかもしれない。 ちなみに、韓国語ではキリンはギリンと発音される。 麒麟は伝説の生き物、キリンは実在の動物。 この間には国を超えて様々な共通点がみられるのが面白い。


 
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ぬりえ 漠  

漠、吉夢をもたらす

漠は古代中国の伝説に現れる想像上の生き物だ。 その後日本にも伝わった。 伝説によれば漠は現在のバクのような生き物で、ゾウの鼻と牙、サイの眼、トラの足、そしてウシの尻尾をもっているといわれる。 漠は竹林に暮らしていて、竹や鉄、銅を食べるという。 日本では漠は悪夢を喰らって、吉夢をもたらす縁起のいい動物として描かれることが多い。


 

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ぬりえ グリフォン  

高貴な生き物 ― グリフォン ―

グリフォンは龍と同じように伝説上の生き物だ。ワシの頭と翼を持ち、身体と耳はライオン。 一説では頭は黄色に輝き、身体は白いという。 今のところ最も古いグリフォンは、紀元前3300年ごろのエジプト美術の中に現れたものだ。 その後、紀元前1500年ごろのギリシャ美術や紀元後14年のローマ美術の中などさまざまな描かれ方でグリフォンは登場する。 伝説によれば、グリフォンはウラル山脈やアルタイ山脈のあたりに暮らしている巨大な生き物で、黄金などの財宝を守っているとされている。

手前にいるのは高山に棲むアイベックスという山羊の仲間だ。


 
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ぬりえ 辰年 龍  

辰年 龍が飛ぶ

十二支で5番目の年が辰。中国から日本に伝わった干支の中でも辰年の龍だけが伝説上の生き物だ。 伝説のよると龍は、ラクダの頭にシカの角、ウシの耳を持ち、ウサギの目をしている。 体はヘビで、コイのウロコに覆われている。 また、タカもしくはトラのような足をもっている。

中国における龍は並はずれた力もしくは皇帝の象徴。 日本では水とつながりが深く、人々は干ばつが長く続いた時に龍神に祈りを捧げ雨乞いをする。 インドで龍はナーガと呼ばれ、ヒンドゥー教の神々のひとつに数えられる。 また仏教では仏の守護神である八部衆の一人だ。 ナーガはカンボジアやタイ、ベトナムでも信仰されているよ。