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クワガタムシのお話 |
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クワガタムシは腐りかけの木の中に1個ずつ卵を産みつける。 約1カ月で卵からふ化して幼虫になり、朽ち木を食べて成長し脱皮を2回したあと蛹(さなぎ)になる。 蛹が殻を脱いで成虫になる羽化の期間は約1カ月。 種類によって違うけど幼虫が成虫になるまでの期間は、だいたい1~3年。 成虫の寿命はノコギリクワガタやミヤマクワガタの仲間は2~3カ月、オオクワガタの仲間は1~3年ぐらいだ。 |
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日本には約36種類のクワガタムシが生息している。 最も大きいのはオオクワガタで体長は約7,6cm、最小のマダラクワガタは体長は6mmほどしかない。 人気のあるミヤマクワガタのオスの体長は約6cmだが、中には7cmを超えるものもいる。 |
ノコギリクワガタ(右上)、そこから時計まわりにコルリクワガタ、ミヤマクワガタ、アマミマルバネクワガタ
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また並んで人気のあるノコギリクワガタのオスの体長は約7.5cm。 だけど例外もいる。 奄美大島や徳之島、沖永良部島、沖縄島などに生息するアマミノコギリクワガタは体長なんと約8cmにもなる。 奄美群島以南には珍しいクワガタムシがほかにもいて、イラストのアマミマルバネクワガタ (体長約6.3cm) もその1種だ。 身体の大きさは1.3cmほどのルリクワガタの仲間。 小さいけれど、羽の色が緑や青、赤銅色とさまざまあってとてもきれいだ。 イラストは東北地方南部から九州にかけて生息しているコルリクワガタ。 |
![]() トカゲ太郎 |
今のところ世界中で約1200種のクワガタムシが見つかっている。 最長のものはイラスト左上の体長約12cm、ギラファノコギリクワガタ(インドネシア・フローレス島)。 東南アジアからインド北東部にかけて広く分布している。日本にもいるヒラタクワガタの仲間も負けてはいない。 フィリピン・パラワン島のパラワンオオクワガタ(イラスト右下)は体長11cmにもなる。 羽の色がとても鮮やかなものもいる。 インドネシア・ジャワ島のオウゴンオニクワガタはその名のごとく黄金色をしている。 頭や大アゴの形が変わったものもいてチリやアルゼンチンに生息しているコガシラクワガタ(イラスト右上)は大アゴが上下に一対ずつある。 クワガタムシの面白い特徴は、同じ種類でも棲んでいる場所が違うと大きさや形、色が違ってくることだ。 クワガタムシは島から島もしくは大陸へと飛んで移動できないから、限られた地域内で繁殖しなければない。 このことが地域によって違う特徴をもつ理由だ。 また、クワガタムシの仲間の大きな特徴は大アゴだけど、ほかにもカブトムシなどと違う大きな特徴がある。 それは第一節が長く伸びた触覚だ。 |
ギラファノコギリクワガタ(左上)、コガシラクワガタ(右上)オウゴンオニクワガタ(左下)、パラワンオオクワガタ(右下) |
![]() トカゲ太郎 |
最も古いクワガタムシ今のところ最も古いクワガタムシの仲間の化石はモンゴルで発見されたジュラ紀後期のものだ。 このほか、白亜紀前期の化石がロシアから白亜紀後期のものがカザフスタンからそれぞれ見つかっている。 珍しいものでは琥珀(こはく)の中に残された始新世の化石もある。 |