トカゲ太郎のワンダー・ワールド 多摩動物公園
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特集記事

国際カエル年

2008年、国際カエル年の多摩動物公園の取り組みについての特集

多摩動物公園の動物達

 


訪問日 2008年3月4日

特集記事!!


世界がカエルに注目

2008年国際カエル年(1)に参加している多摩動物公園は、ツボカビの情報確認や検疫など飼育上のルール作り、飼育技術といった事柄を参加している他の動物園どうしで共有できるよう調整役を担っている。 他園との調整役を務める飼育展示課野生生物保全センター長 冨岡 恭正さんは、昨年8月下旬ハンガリーで行われたIUCN(国際自然保護連合)の専門家会議に出席した。

冨岡さんとカエルマップ、多摩動物公園

「会議の全体の雰囲気は和やかでしたが、カエルを中心に両生類が危機的な状況にあることを参加者全員が厳しく認識していました」 と話し、地元固有種の保護の大切さを少しでも多くの人に知ってもらいたい、と言う。

このため冨岡さんは 『東京でカエルをみつけたよ MAP』 を作り、他の動物園にも同じ地図を展示した。 これは身近でカエルを見つけた人にその場所を東京都の地図上に印をつけてもらうものだ。 冨岡さんは

「地図を見てカエルのことを頭に思い浮かべてもらうだけでも良いんです。 東京は広いので場所によって固有のカエルがいることもわかってもらえます」

と話し、思っていた以上の反響に嬉しそうだ。


しっかり育てて増やすために

トカゲ太郎

多摩動物公園は、東京都内でも自然が豊かに残る多摩地区にある。 多摩動物公園2008年国際カエル年の取り組みとして保護に力を入れているのがヤマアカガエル。 園内に数多く生息しているため採ってくるにはそれほど問題ない。 しかし、保護となると話は別だ。

まず獣医師が固体ごとにツボカビ症にかかっていないか診断し、その後一定期間薬浴をして全身消毒をする。 外部からカエルと交わらないよう、隔離することも大事だ。 今のところ、まだ繁殖が進んでおらず、個体数が少ないため一般に公開はしていない。

カエルが冬眠しているバケツ、多摩動物公園
このバケツの中で、
ヤマアカガエルが冬眠しているらしい。
半分起きているヤマアカガエル、多摩動物公園
牧村さんが葉っぱをよけてくれたよ。 
下から出てきたのは・・・
眠気まなこでも半分起きているヤマアカガエルだ。


死んでいません

  牧村さんとヤマアカガエル、多摩動物公園

ヤマアカガエルの5匹の成体と数匹の幼体の飼育を担当している牧村さよ子さん。 一見したら汚い水溜りのような園内の池について聞くと、

ヤマアカガエルが夜中に卵を産みに来て、今はオタマジャクシになって藻を食べながら順調に育っています」

という牧村さんにとっても、ヤマアカガエルの生態はまだはっきりとしていないようだ。

「成体には去年の12月半ばからエサを与えず、冬眠にはいりました。 冬眠中は時折もぞもぞするだけで、まったく動きません」

と不思議そうにその様子を説明してくれた。


園内にある澱んだ池、多摩動物公園

多摩動物公園内にある人口池。 
濁った汚い池に見えるけど・・・

トカゲ太郎 よく見ると、ヤマアカガエルのオタマジャクシが・・・、多摩動物公園

よく見ると、ヤマアカガエルの小さなオタマジャクシが
たくさん泳いでいた。


食べる方も困っています。

  渡辺さんとタガメ、多摩動物公園

トキサギコウノトリなど水辺の鳥にとってカエルは大好物。もちろん鳥類だけでなく、もっと小さな水生昆虫にとってもカエルは貴重なエサだ。 でも近年この水生昆虫たちも姿を消しつつある。 なかでもタガメは水田の減少や農薬の影響で全国的にその数を急速に減らしつつある。 既に東京、神奈川ではほぼ絶滅し関東では栃木に比較的多く生息しているにすぎない。

多摩動物公園では、ゲンゴロウミズカマキリタガメなどの水生昆虫も飼育・繁殖している。

飼育員の渡辺良平さんは中でもタガメの繁殖に力をいれている。

繁殖のために夏場の日調に保たれた飼育室にはタガメの幼体から成体が飼われている。 肉食性が強く、共食いを防ぐためそれぞれ別の容器に入れられている。

渡辺さんによるとタガメカエルオタマジャクシだけではなく、小エビやメダカなどいろいろ食べる、という。 しかし固体によっては好き嫌いも激しいというから面白い。 ただ、もともと水の中に棲む生物なのに、気をつけないと食後に身体が重たくなって水底に沈んで呼吸困難で溺れ死ぬものもいるそうだ。

タガメとコエビ、多摩動物公園
このタガメの好物は、コエビなのかな?

渡辺さんにカエルとの関係について聞くと、タガメの絶滅が人間にとって深刻な影響を与えるかどうか、まだわからないとしながらも、
「田んぼの生態系の頂点にいるタガメですけど、カエルがいなくなるとタガメも姿を消すでしょう。 そうすると生態系全体が崩れます」
と言って、生き物の多様さが生む不思議な世界が失われることを心配している。 ちなみにボウフラを食べる水生昆虫カエルがいなくなると蚊が大発生するのではないかという予測もある。

別々の容器で飼育、多摩動物公園
別々の容器に分けられて飼育されるタガメたち




関心をもってもらいたい

今年50周年を迎える多摩動物公園は、トキ類の飼育技術を開園以来蓄積し、佐渡トキ保護センター以外で国内唯一トキの繁殖に取り組んでいる。 このため、多摩動物公園にとってはカエルだけでなく生き物全体に対する関心を高めてもらえるような様々なイベントを行う年になりそうだ。


トカゲ太郎



 



  昆虫館、多摩動物公園

ことばの世界にいません

それぞれ夢中でみています

ときどき赤ちゃんは、サル山でもお猿さんではなくエサを目当てに飛んでくるハトさんに注目して 「おっおぅーお」 と感慨深げに指差していることがある。

昆虫館の蝶チョたちを見てもお母さんたちのように 「きれいねー」 とか 「かわいいわねー」 とか言えないし、知らないからただボーと見ていた。 でもどちらも楽しんでいるからいいよね。


眠ってばっかり、つまンなぁ~い

本人は快適です(かもね)

コアラが動き回っている姿はめったに見られない。 でも、こんな生き物が地球上に存在する不思議、たとえ眠っていても見飽きない。 猛暑の日コアラ館は涼しくて快適。

コアラを見ていると気持ちがよくなってきて思わず 「うわぁ~眠っとたぁ~」 となるのである。

  コアラ、多摩動物公園


  ソデグロヅル

食べたいんだけど・・・

飼育員さんも気をつかう

せっかく飼育員さんがお魚を持ってきてくれたのに、逃げちゃった。 後でゆっくり食べるのかな。 おや、一羽がそろそろと近づいてきているぞ。

希少種のソデグロヅル。 ヒナが生まれてよかったね。


トカゲ太郎




やっぱり大きなアフリカゾウ

人間の小さな子供に興味があるのかな

子供達はゾウさんが大好き。
ゾウさんも小さな子供達の所へ行って、長い鼻をうねうねさせていた。

トカゲ太郎は象を描くのが苦手だ。 体は大きいし、耳もデカイからバランスがとれない。 おまけに子供は小さすぎる。 トホホ・・・

  ゾウ、多摩動物公園


  キリン、多摩動物公園

写真をとっているだけなのに

子供を守るキリンの母さん

子供のキリンはユーカリちゃん。キリンのお母さんの写真を撮ろうとしていたら、ユーカリちゃんが寄ってきた。
これはチャンス! と思ったのに、キリンのお母さんが子供を体で守ろうとして、ユーカリちゃんが見えなくなってしまった。

いくら動物園の中だって、お母さんは子育てにいつでも忙しいのだ。


ペリカン君はスーパーモデル

カメラを向けるとポーズを

この動物園、広々としたキリンさんのご近所には、サギやペリカンの群れがいる。 本場のアフリカでもこんな風景が見られるのかな。

そのすぐそばには、シマウマや、アイベックスもお住まい。

  ペリカン


  ライオン、多摩動物公園

まわりはグルリとライオンだらけ

ライオンヒルズのバスツアー

ライオンバスのまわりでゴロゴロねそべるライオンの大家族。 人間達からジロジロ見られてもライオン達はおかまいなし。 ぽかぽかした陽気にくつろいでいた。

別のライオン舎では最近誕生した赤ちゃんライオン達がお母さんのしっぽに兄弟で戯れていた。 双眼鏡でのぞくとよく見えるぞ。 その絵はまた今度。


トカゲ太郎


仲間を枕にのんびり昼寝

ん? なんか よう?

気持ちがいいのだ。 穏やかに晴れた春の日の午後。 何をするって昼寝が一番。 眠気マナコで顔だけこっちに向けて挨拶してくれた。

  カンガルー、多摩動物公園