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野生動物の戦い |
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食虫植物は、昆虫やクモ、甲殻類、無脊椎動物などから栄養をとる。 時には小さなトカゲ、カエル、ネズミなども餌食になる。 これらの獲物を捕獲するために、食虫植物はおもに3つの技を持っている。 モウセンゴケなどの種類は粘りのある物質を葉の上にだす。 この粘りは砂糖のような香りがする。 匂いにつられてやってきた獲物はこの粘りにくっついてしまうのだ。 葉をツボのような形に発達させた食虫植物もいる。 ツボの中には甘い香りの蜜が溜まっていて、匂いにつられて獲物がうっかりツボの中に入ってしまう仕組み。 ウツボカズラはその代表的な植物だ。 ムジナモとハエトリグサは葉で獲物を挟んで捕え、10日ほどかけて捕えた獲物をゆっくり消化する。 野生のハエトリグサはアメリカのノースカロライナ州とサウスカロライナ州だけに分布している貴重な植物だ。 これらの食虫植物のほとんどが、色鮮やかな美しい葉をもっている。 色もまた獲物をひきつけるのかもしれない。 食虫植物は南極大陸を除く全ての大陸に分布している。 生息地の土壌に含まれる栄養が少ないため、捕えた獲物から栄養を補給するようになったと考えられている。 また、ふつうの植物と同じく光合成もするため日光と水も必要だ。 食虫植物の特徴の一つは、捕まえた獲物を消化するための特殊な酵素を持っていることだ。 |
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ライオンが獲物をしとめたら、まず獲物の内臓からお食事が始まる。 最初に心臓を、次に肝臓、それから腎臓。 それが済んだら腸を食べるが、胃は残す。 次に後脚とお尻の辺りの肉を、最後に肋骨周辺と前半身の肉。 たいていは頭と脊椎骨は残す。 なぜライオンがこのような順序で食事を進めるのかはまだわかっていない。 獲物の身体の中でも内臓にはライオンにとって一番必要な栄養があるからなのかもしれない。 ブチハイエナはその頑丈なアゴと歯で、ライオンが食べ残した獲物の骨を噛み砕いて食べてしまう。 ジャッカルもまたライオンやハイエナが食べ残した残骸をエサとする。 残った死肉や腐肉はハゲワシやアフリカハゲコウのエサとなる。 さらに残った部分にはシデムシやニクバエがあつまり、やがて死体はきれいになくなってしまう。 |
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キタゾウアザラシのオスは、激しく戦って主(ぬし)の座を勝ち取る。 主となったオスはハーレムと呼ばれる集団をもち、その中で複数のメスと交尾する。 でも、主への道はとても過酷だ。 オス同士の戦いはかなり激しく、中には命を落とすものもいる。 冬になるとオスは繁殖地である南カリフォルニアやメキシコ北部の海岸にやってくる。 戦いの後、そこへメスが到着し、一頭のオスを主とした一夫多妻のハーレムを形成する。 ハーレムには50~100頭のメスがいて、それぞれが前年からお腹の中で成長させてきた一頭の子供を出産する。 生まれたての赤ちゃんキタゾウアザラシの体長はわずか1.2m、体重はたったの35kg。 オスは成長すると体長4m、重さは2000kgにもなる。 それに比べるとメスは小さくて、体長は3m、体重は600kgほどだ。 キタゾウアザラシはイカのほか、オコゼやギンザメの仲間さらにはサメやエイなど様々な種類の魚を食べる。 |
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高温で乾燥した環境に生息する生き物のなかには、夏眠をして厳しい暑さや乾燥から身を守るものがいる。 砂漠の気温が上がり獲物となる動物が乏しくなってきた時、サバクハリネズミは地下に作った穴や岩のくぼみで夏眠をする。 眠っている間は体温が下がって心臓の動きもゆっくりになり、体力を温存することができるのだ。 ヨーロッパに生息するハリネズミと違って、冬眠はしない。 砂漠はそこまで寒くならないからだ。 サバクハリネズミは夜の間に狩りをする。 主な食べ物は昆虫やサソリ、クモ、ヘビなどだ。 体の大きさは約14~28cmで、ハリネズミの仲間の中で一番小さい。 サハラ砂漠とアラビア半島に生息している。 サバクハリネズミ以外にもカタツムリの仲間や甲虫、カエルの仲間などに夏眠をする生き物がいるんだよ。 |
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ハシビロコウはスーダンからザンビアに広がる東アフリカの各地域に暮らしている。 生息地は沼や湿地など、水が豊かな場所だ。 ハシビロコウの狩りはは動かないでじっとしていることがとても大切だ。 体長が115~150cmととても長身だから、ちょっとでも動いたら獲物たちは、ハシビロコウの存在にすぐに気づいてしまう。 だから獲物が近くに寄ってくるのをじっとして辛抱強く待つのだ。 主な食べ物は、魚、カエル、カメ、そして幼少のワニなどの水生生物だ。 中でもプロトプテルス・アネクテンス(アフリカ・ハイギョ)はハシビロコウのお気に入り。 呼吸するために水面に上がってきた肺魚は、ハシビロコウにとって捕えやすい獲物なのだ。 |
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スマトラサイはサイの仲間のなかで体の大きさが一番小さい。 とても珍しい動物で絶滅の危機に瀕している。 生息地はマレーシアやインドネシアなどにある熱帯雨林だ。 体長は2~3m、体重は600~950kg。 ほかのサイと違って、スマトラサイには赤茶色の体毛が生えている。 この体毛は、虫に刺されるのを防いだり暑い日に体温を下げたりする働きがある。 日中は泥浴びや水浴びをするのが大好き。 この行動も、体温を調整したり、皮膚を寄生虫から守る効果がある。 スマトラサイの主な食べ物は、マンゴステンやドリアンなどのフルーツのほか竹やユージェニアなどの植物。 また時には野生にある塩を舐めてスマトラサイにとって必要なミネラルをとる。 同じ自然環境にゾウやバクも暮らしている。 これらの大型哺乳動物たちが移動すると、そこにはけものみちが残る。 それは後からやってきたドール(アカオオカミ)やイノシシ、シカたちの通り道にもなるんだよ。 |
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マルシカヒグマ (Ursus arctos marsicanus) はイタリアのアペニン山脈中部、中でもアブルッツォ国立公園に多く生息している。 ヒグマの仲間の中では、それほど大きいほうではなく、成長したオスの体長は1.9m、体重は130kgほど。 また、攻撃的でないヒグマで、普段の性格はとても落ち着いている。 国立公園に暮らす動物たちの中でも特に人気があるけど、生息地の減少や密猟などの犠牲となり現在の生息数はわずか50頭ほどと報告されている。 マルシカヒグマが生き残るには、かなり広い生息地が必要だ。 なぜなら食べ物の90%以上が植物と果実だから、たくさん食べないと栄養不足になってしまう。 また冬の寒い時期には眠りを邪魔されない静かな環境の冬眠場所も不可欠だ。 ![]() トカゲ太郎 マルシカヒグマは絶滅がとても心配されている絶滅危惧種だ。 |
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生息地はペルー南部からアルゼンチンの北端にいたる南アメリカ西海岸。 だからミナミウミカワウソは海洋性の哺乳類。 だけど、ラッコではないよ。 体長は約1m、体重は4.5kgほど。 主に日中活動し、カニやエビ、軟体動物(タコ、貝など)などの食べ物を探しまわる。 ミナミウミカワウソはその毛皮のために密猟されたり、海岸付近が汚染されたりすることで生存の危機にさらされている。 またコンブを大量に収穫していることもミナミウミカワウソの生息数を減らすことに大きな影響をおよぼしている。 なぜならコンブはミナミウミカワウソが食べるカニやエビ、そのほかの海洋生物の大切な棲みかになっているからだ。 現在、このとても珍しい海のカワウソを守るため、専門家による生息数の確認やコンブの収穫がおよぼす影響について研究を行っている。 |
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フクロネコはオーストラリアとパプアニューギニアに暮らしている。 フクロネコの仲間は今のところ、パプアヒメフクロネコ、オグロフクロネコ、ヒガシフクロネコ、ヒメフクロネコ、ブロンズフクロネコ、オオフクロネコの6種が見つかっている。 この中で最も大きいオオフクロネコは体長が約35~75cm。 オオフクロネコとヒガシフクロネコは見た目がとてもよく似ている。 でも、オオフクロネコの特徴は身体から尾にかけてはん点があることで、ヒガシフクロネコには尾にはん点がない。 オオフクロネコはタスマニアデビルとならんでオーストラリア最大の肉食の有袋類だ。 獲物は昆虫やは虫類、小鳥、小型の哺乳類など。 ![]() トカゲ太郎 すべてのフクロネコは生息地の環境が悪くなったり、イエネコやキツネ、ディンゴなどの天敵に襲われたりするなど危機にひんしている。 さらに最近になってフクロネコが直面している深刻な問題はオオヒキガエルだ。 オオヒキガエルは体内に猛毒をもっていることからそれを食べたフクロネコはほとんどが死んでしまう。 このためヒメフクロネコなど絶滅の可能性が高いものにはオオヒキガエルを食べないようにする訓練が行われている。 |
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子供のアマゾンカワイルカは灰色をしている。 成長すると全身がピンク色に変わる。 アマゾンカワイルカの特徴は色だけではない。 いくつかの優れた感覚器をそなえている。 ひとつはとても小さいけどすぐれた視力をもつ目だ。 また長く突き出た口先には硬い毛がはえていて、この毛が川底の泥の中からエサを見つけるのに大活躍する。 さらに水中で音波を発して濁った水の中でも方向を定めたりエサを探したりすることができる。 アマゾンカワイルカの前歯はエサをつかむのに適した形をしている。 一方、奥歯は獲物のカニや小さな亀の甲羅を砕いたり、すりつぶしたりするのに適している。 ![]() トカゲ太郎 さらに身体の形も川の生活に適している。 アマゾンカワイルカは比較的大きなヒレと尾をもっている一方、背びれはとても小さい。 だから川の浅いところでも自由自在に動けるんだよ。 |
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ヒョウの仲間はアジアとアフリカに生息している。 ジャガーは毛皮の色が似ているけどヒョウではない。 今のところヒョウの仲間は、アフリカヒョウ、アムールヒョウ、アラビアヒョウ、インドヒョウ、インドシナヒョウ、ジャワヒョウ、キタシナヒョウ、ペルシャヒョウ、セイロンヒョウの九種類が確認されている。 この中でもアムールヒョウは、野生に30~45頭しかいない貴重なヒョウだ。 動物園などに飼育されているものも300頭程度といわれている。 数がとても少なくなった理由は、獲物がたくさんいる森が少なくなってしまったことや毛皮をとるための密猟、数が減って同じような遺伝子をもつものが増えたことなどだ。 (遺伝子が近いと子どもが障害をかかえたり、病気に弱かったりする) 生息しているところはロシア、中国、北朝鮮の国境が交わる朝鮮半島の大陸との境の地域。 オスの大きさは大きいもので体長が約2m、体重90kgぐらい。 メスはオスよりも少し小さい。 野生では約15年、飼育下では20年ほど生きるとされている。 アムールヒョウが棲んでいるところは冬とても寒くて、気温がマイナス56度ぐらいまで下がる。 獲物はシカやノウサギ、アナグマ、ネズミなど。 でも、冬の間は獲物を捕えるのがとてもむずかしい。 だから食べ残した獲物は木の上や岩の間に隠しておいてお腹が空いたらまた食べにくる。 |
トカゲ太郎 |
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オーストラリア北部の洞窟や岩の割れ目、使われていない古い採掘場などに棲んでいる。 英語でゴースト・コウモリ(幽霊コウモリ)と呼ばれていて、夜になると身体の色が白くてぼんやりと見えるのでそのような名前がついたようだ。 身体の大きさは約10~12cm。 オーストラリアオオアラコウモリはかなり遠くの音も聴こえる大きな耳をもっていて、だいたい巣から1~2kmの範囲内で狩りをする。 ![]() トカゲ太郎 昆虫を主に食べるけど、カエルやトカゲ、ネズミなども狩る。 時には他のコウモリまでも空中で捕まえてしまう。 彼らは巣のある洞窟などの環境の変化にとても弱く、そのため数が減っている。 再び鉱物を採掘することや洞窟ツアーなどがその原因と考えられている。 |
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世界にいるカバは、カバとコビトカバの2種類。 カバはアフリカのサハラ砂漠より南の地方に比較的多く生息している。 コビトカバの方は西アフリカのごく限られたところに棲んでいて絶滅が心配されている。 肉を目当てに狩りが行われるためといわれている。 さて、カバは見た目にのんびりしていて、おとなしそうに見えるけど。オスの大きいものは体長が約5メートル、体重約1.8トンもある巨漢だ。 陸の上でもすばやく、最高時速40キロ以上で走り抜ける。 人間よりずっと速い。 おまけにとても縄張り意識が強くて、アフリカで最も危険な動物に数えられているから、容易に近づくことは禁物。 ![]() トカゲ太郎 子どもを連れたカバは特に恐ろしい。 子カバを襲うナイルワニやライオン、ハイエナが近くにいるともう大変だ。 大人のカバの牙にかかったらライオンもひとたまりもない。 カバはまさに最強。 |
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フィリピンワシはフィリピンのミンダナオ島とルソン島に生息している。 食べ物は、ヘビやマレージャコウネコ(パームシベット)、フィリピンヒヨケザル、サル、サイチョウなど。 世界で最も大きいワシの一種。 成鳥の身体の大きさは75から100cm、翼を広げた長さは約2mにも達する。 ![]() トカゲ太郎 低地から山地にかけての森林を主な棲みかとし、高さ30メートル以上もある巨木に巣を作って一年で一羽のヒナを育てる。 今のところ、わずか約200から500羽のフィリピンワシが野生に生息しているだけで、数は減り続けており最も絶滅の危険にさらされている。 その主な原因は、材木の切り出しや農地の拡大による森林の減少だ。 フィリピンでは人工的に数を増やす試みも始まっており。飼育下での繁殖はすでに成功している。 また生息地の一部地域の一部を保護区域にするなど、保護の取り組みがすすめられている。 |
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アフリカライオンやインドライオンは動物園で見かけるけど、ライオンにはもっといろいろな種類がいる。 今のところ16種類いるのではないかとされていて、そのうち4種はすでに絶滅してしまった。 この中で最も身体の小さいものはソマリライオンで、最も大きいものはケープライオン(1865年絶滅)とバーバリライオン(1922年絶滅)だ。 でも、不思議なことは起きる。動物園にバーバリライオンが生き残っていたのだ。 今では北アイルランドのベルファースト動物園やチェコ共和国のホドニン動物園など世界の動物園で100頭ほどが飼育されている。 ![]() トカゲ太郎 バーバリライオンの特徴は肩やお腹のあたりまで伸びている長くて黒いたてがみ。 体長は約3・5m、体重は230kg。 北アフリカのモロッコからエジプトにかけて生息していた。 草原ではなく山間部の森林に棲んでいたらしい。 |
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カニクイザルの生息地は、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンなどの東南アジアの国々。 でも、元々はインドネシアとフィリピンに棲んでいた。 そのほかの国々には人の手で持ち込まれ、その地で繁殖したらしい。 そのため、例えば鳥など 地域固有の種をおびやかす存在になっている。 もちろんカニクイザルが悪いわけではないよ。 ![]() トカゲ太郎 ヒゲじいみたいなカニクイザルはカニだけ食べて生きているわけではありません。 果物や種を葉っぱ、根っこなどの他、トカゲやカエル、鳥の卵やヒナなどいろいろ食べます。 マングローブ林や川沿い、海岸近くに棲んでいるからカニやエビももちろん食べる。 普段は樹の上にいるけど地上に降りてきて人と触れあうことも多い。 でも、タイやインドネシアのボルネオ島ではカニクイザルは食べられている。 穀物を食べて農業に被害をもたらすからだ。 一方、同じくインドネシアのバリ島ではお寺に棲んでいて崇拝されている。 |
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タスマニアデビルはオーストラリア東南にあるタスマニア島に生息する最大の肉食有袋類。 有袋類とはお腹に袋があってその中で子供を育てる動物のことで、オーストラリアには有袋類の仲間がたくさんいる。 最大といってもタスマニアデビルは大きいもので体長65cm、体重12kgほどで、その大きさは小型犬といっていい。 だけど咬む力は身体の割にとても強く、タスマニアデビルは小さなファイターだ。 食べ物はウォンバットやワラビー、オポッサムなどの有袋類に加えて爬虫類や昆虫など。 すばやい動きで狩りをするが、鋭い嗅覚で死体を探し当てて食べたりもする。 強力なアゴで骨まで砕いて食べるから死体は影も形も残らない。 今、タスマニアデビルは顔にできる原因不明のガンによってその数が激減している。 1996年に見つかったこの病気は、主にエサの奪い合いで噛みあうことで広がった伝染するガン(タスマニアデビルのみ)。 2009年にはタスマニアの60%以上の地域にまで広がり、約70%のタスマニアデビルがこの病気によって姿を消してしまったと考えられている。 このため動物園や保護団体は絶滅をさけるための緊急避難所を作ってタスマニアデビルを病気から守っている。 二世の誕生も含めると今は170頭ほどが飼われていて、将来は病気のない安全な地域に放される予定だ。 でも病気を予防したり治したりする薬や治療の方法はまだ見つかっていない。 |
![]() トカゲ太郎 |
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ビルビーはオーストラリア北部にあるタナミ砂漠やギブソン砂漠に棲んでいる。 でも、その数はとても少なくなっている。 生息地が荒らされたり、キツネやノラネコなどに襲われたりしたことがその原因だ。 大きさは30cm~50cm(しっぽを含まず)、重さは1kg~1.5kg。 食べ物は、植物の根っこやキノコ、昆虫やクモなど。 水のとても少ない砂漠でも食べ物から得られる水分だけでビルビーは十分暮せていける。 ![]() トカゲ太郎 昼間は2mぐらいの深さにある巣に中でじっとしている。 夜になって涼しくなったら行動はじめる 。ビルビーはオーストラリアの他の多くの動物と同じ有袋類(お腹に袋をもっている)の仲間だ。 |
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ビーバーにはアメリカ・ビーバー(カナダ・ビーバー)とヨーロッパ・ビーバーの2種類がいる。 おとなのアメリカ・ビーバーの体の大きさは約80cm、重さは約25kg。 寿命は15年から20年。 家族で生活し、食べ物はポプラやヤナギ、カエデなどの樹の皮や根っこ、新芽、水草、野イチゴなど。 ビーバーの生活の特徴は、なんといってもダムやロッジ(小屋)と呼ばれる家を作ること。 ダム作りの最初ビーバーは、まず小川をせき止めるため丸太を並べて立てる。 そのあと泥や石、葉っぱ、草などですき間をくまなく埋めていく。 ダムがしっかりできて水深が十分深くなると今度はロッジを作りだす。 ロッジはだいたいドーム型をしている。 冬眠をしないビーバー一家にとって材料となる木や葉、水草などは冬を乗り切るエサになる。 また、水の上にあるロッジは、ボブキャットやオオカミ、クーガーなどの天敵から守ってくれる。 ただ、壊れないようにいつも修理が必要で、木々を運ぶための運河までビーバーは作ってしまう。 ![]() トカゲ太郎 ビーバーが作った、ダムやロッジ、池、運河はさまざまな生き物たちに棲みかにもなる。 例えばカエルがロッジに卵を産んで、かえったオタマジャクシは敵から身を守れるし、ある程度育つまで食糧も得られる。 またサケやマスの稚魚にとっても同じようにすみ心地がいい。 |
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ジャングルにいるジャガーは驚くほど多くの種類の獲物を食べる。 カピパラやペッカリー、バクなどの大型の哺乳類からサルやナマケモノなどの小型の哺乳類まで捕まえる。 またアナコンダやカイマンなど大型爬虫類やカエル、ナマズ、カメなどの小さな生き物までどんどん食べる。 ![]() トカゲ太郎 狩りはほとんどが夜。ジャングルは樹木が生い茂っているからライオンやチーターのように獲物を追跡することは難しい。 このためジャガーは待ち伏せが得意だ。 体長は2mに満たないし、体重も最大で160kgほどのジャガーだけど、全身筋肉のそのパワーは計り知れない。 川や池の中で獲物を襲って殺し、その死体を陸に引き揚げて森の奥まで引きずっていく。 警戒心が強く開けた場所で獲物を食べるのを避けるためだ。 それにしても体重が40kg以上にもなるペカリーの死体を川の流れの中、難なく岸まで運ぶのだからジャガーはすごい。 |
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ハナグマは、北アメリカの南西部、中央アメリカ、南アメリカに生息しているアライグマの仲間。 身体の大きさは約30cm~70cm(尾を含まず)、体重は約3kg~8kg。 メスと子どもは群れで行動し、多くなると20頭ほどになる。 2才以上のオスは交尾の時期以外は単独で過ごす。 寿命は7~8年。 アライグマと違って昼間に行動し、植物の生い茂った場所では長い尻尾が群れとはぐれないための目印になる。 食べ物は昆虫や果実のほかカエルやトカゲ、ネズミなど。 ![]() トカゲ太郎 ところでヒキガエルは敵がくると毒を背中から出して逃げようとする。 でもハナグマにはこの手は通用しない。 ハナグマは食べる前に足でふんで毒をヒキガエルの体からしぼり出してしまうからだ。 |
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ヒヒの仲間は全部で5種類。 アヌビスヒヒはその中でも一番多く見られる。 アフリカの赤道近くのガボンやコンゴ民主共和国、ソマリアなどの国々に広く分布している。 草原や密林、砂漠など幅広い環境に適応できる。 身体の大きさは60cm~90cm、体重は20kg~40kg。 普段は20頭から50頭の群れで暮らしていている。 雑食で植物や果物から昆虫、トカゲ、鳥などなんでも食べる。 ときどきトムソンガゼルなどの大型の哺乳類群れで狩ることもある。 逆にヒョウやライオン、ワニなどに襲われる。 とても賢いお猿さんで人間とうまく共存できるけど、畑を荒らすなどの困った面もある。 病気や敵に襲われて死んだ子ザルの死体を母親は数日も抱いているぐらい親子の結びつきは固い。 ![]() トカゲ太郎 アヌビスヒヒの写真はここをクリック! |
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オスのワピチ(エルク)は、体長約2m、体重約300kgの巨漢。 ハイイロオオカミの大きなオスで、体長1.5m、体重60kgだからとても1頭のハイイロオオカミではワピチは倒せない。 狩りをする群れの数は2頭から20頭。 健康で元気なワピチはいくら群れでも近づくだけで逆にやられる。 でも深い雪の中をワピチが走って逃げだしたらチャンス。 どこまでも追いかけまわしてワピチが疲れ切ったところを襲う。 ワピチとハイイロオオカミは北米のロッキー山脈周辺に棲んでいる。 冬は極寒。 ワピチたちは樹の皮や小枝まで食べて生きのびようとするが、体力のない子どもや老いたワピチの多くは死ぬ。 余計なエネルギーを使わないですむからハイイロオオカミたちにとっては天の恵みだ。 ![]() トカゲ太郎 |
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マッコウクジラのオスは体長20mにもなり、歯をもつ哺乳類のなかで最も大きい。 海の中では無敵のシャチも襲うのはメスと子どものマッコウクジラで、オスは大きすぎるし、怒らせると怖いのだ。 ![]() トカゲ太郎 マッコウクジラの大好物はダイオウホウズキイカ。この巨大なイカは、まだ大人になっていないものでも体長14m程になる。 マッコウクジラにとっても手強い相手だ。 吸盤には鉤ヅメついていて、マッコウクジラの皮には吸盤やツメの傷がたくさん残っている。 |
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トガリネズミはネズミのような体つきをしているけど、ネズミではないよ。 モグラに近い仲間だけどモグラでもない。 トガリネズミはトガリネズミの仲間なのだ。 とても小さい。大きいものでも14cm、小さいものだとわずか3cmしかない。 重さはだいたい1円玉2枚分ほどで、世界に生息している最小の哺乳動物だ。 主に昆虫を食べる。時々魚を食べたり自分の体よりも大きなネズミを食べるものもいる。 ミズトガリネズミ(Neomys fodiens) は、泳ぎの達人だ。視力が弱いかわりに、息を泡のようにたてて、はね返ってきた泡の匂いで獲物を探し出し、その距離や位置を察知する。 獲物をとらえたら毒のある唾液で獲物を麻痺(まひ)させてしまう。 陸に棲むトガリネズミにはコウモリのような超音波を発するものもいる。 日本に棲むトガリネズミの中でも有名なのがトウキョウトガリネズミ。 北海道にだけ生息しているのになぜかトウキョウ。 この名前の由来は、発見した研究者が蝦夷(Ezo)と江戸(Edo)を誤表記したためだ。 動物の名前の由来は面白いね。 絶滅の危機に瀕している希少種だ。 |
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